「向付展」開催
2024.12.04 / #Exhibition向付展
新町ビル2階にある山の花企画で向付展を開催いたします。
「向付(むこうづけ)」とは、茶懐石で使われる器、もしくはその器に盛られた料理のことを指します。
お膳の中で飯椀、汁椀の奥(向こう側)に置かれる器であることから「向付」と呼ばれるようになりました。
懐石料理の一汁三菜の中では、食べ終わった向付を取り皿として最初から最後まで使うことから、また一汁一菜においては唯一の菜でもあり、もてなす側の趣向を最も表す器として重要な役割を担います。
それは、作り手にとっても自身の作家性や趣向を示すことができる器であると言えます。
本展は参加作家でもある竹下努さんと共にテーマの設定や参加作家さんの選定を行いました。作り手にとって難しくもあり、面白さもある向付。それぞれが、器を作る者として学び、考えて器を作るという事を向付を通して行います。
作り手が気合を入れ、技術や創意を盛り込んだ「向付」は日常使いの中でも、少し特別な器として非日常(ハレ)を演出してくれるはずです。
八名の陶芸作家による渾身の器をぜひご高覧ください。
【参加作家】
額賀円也
石川裕信
竹下努
新道工房
田中大喜
大隅新
呉瑛姫
田中太郎
2024 / 12 / 7 sat – 16 mon 12:00 – 18:00
SHINMACHI BLDG 1F
岐阜県多治見市新町1-2-8 新町ビル1階